店舗検索ナビサイト「shiromap(しろマップ)」のリリースについて

本日11月1日は、「本格焼酎の日」です。
球磨焼酎は、日本に4つしかない本格焼酎ブランドの一つ。
当社にとって記念すべきこの日に、お客様の声を反映した新サイトをOPENいたしました。

■ 新サイト名
shiromap(しろマップ)
-「飲めるお店」「買えるお店」が検索できるナビサイト-
URL:https://www.e-map.ne.jp/p/shiromap/

首都圏を中心に約1300店舗を掲載。
関東でも「白岳」や「白岳しろ」を飲みたい!というお客様の声に応える形で、今回店舗検索専用サイトをリリースいたしました。

■ 「shiromap(しろマップ)」の3つの特徴
[特徴1]「銘柄」や「飲み方」から近くの店舗を検索
「白岳」「白岳しろ」などの銘柄や、「金ハイ」「銀ハイ」「しろトマ」などの飲み方からも検索が可能。お店のメニューから検索する必要がないので、当社製品が「飲めるお店」「買えるお店」を直接検索することが出来ます。

[特徴2]「最寄り駅」「エリア」「店名」でも検索可能
銘柄や飲み方検索以外にも、「最寄り駅」「エリア」「店名」でも検索可能です。自分がいる場所の近くで、白岳の米焼酎が飲みたい時に駅や住所、店名から検索いただけます。
「今ちょっと一杯、飲みたい」というニーズにお応えします。

[特徴3]「Googlemaps」にも対応。行きたいお店がひと目で分かる
検索結果は文字だけの表示ではなく、Googlemaps上で表示することが可能です。shiromapに加えて、Googleのアプリでも店の場所を検索出来ます。

■「shiromap(しろマップ)」は“お客様の声”から生まれたサービスです。
1つ目は、本社のある熊本以外の地域に在住のお客様の「自分の住んでいる街で白岳が飲める店を知りたい!」という声。こうした白岳ファンのお客様にしっかりと自社商品を届けたいという想いからサイトを構築いたしました。

2つ目は、今年の7月以降に頂いた「球磨焼酎を飲んで豪雨災害の復興を支援したい!」という声。球磨焼酎を飲んで人吉球磨の復興支援をしたいがどこのお店で買えるのか、飲めるのかがわからないとのご意見を頂きその想いもサイト作りに活かしました。

■ 最後に
まだ、エリアは関東限定で登録店舗数も約1300店ですが、今後更にサイトの規模を拡大してお客様の利便性向上に努めてまいります。
今後とも、「shiromap(しろマップ)」をよろしくお願い致します。

shiromap(しろマップ)
URL:https://www.e-map.ne.jp/p/shiromap/

第192回 ショート・ショートの主題と構造

 定期的にショート・ショートを書いていると迷いも生まれる。
 かつては、思いついたアイデアをそのままの勢いで原稿用紙に書き進めていれば、ちゃんと仕上がっていたし、面白いものになったと自己満足もできていた。
 そんな日々を送っていても、自分の作品に疑問を感じるようになる。壁に突き当たる。
 書いている途中で、このアイデアは一度書いたような気がしてならない。読者の方に陳腐と思われはしないか?誰もが驚くような斬新な話を書きたいのに。これは誰かがすでに書いたアイデアではないか?このオチでいいのだろうか?意外性は?ひとりよがりではないのか?
 そう思い始めると限りがない。思考が空回りを始める。それでも、無慈悲に締切は迫ってくる。だが、出てくるアイデアはどれも気に入らない。どうしよう。焦る。どうすればいい?
 そうだ。このようなときは初心に還るべきではないのか?ショート・ショートのどこに自分は感激したのか?幼い頃は、星新一ショート・ショート集を次々に読んでいたなぁ。変な事件が起こり読み進めていくと、結末では予想もしなかったオチが待っていた。ぞっとさせられたり、笑いが止まらなかったり。ときにはそれまで感じたことのない奇妙な気持ちにさせられたり。
 謎の薬を発明したり、見知らぬ部屋にいると外からノックの音がしたり。悪魔や魔人が出現して願いを叶えてくれる話もよく読んだ気がするなあ。そうだ。悪魔や魔人をどうやって呼び出していたのかを調べてみよう。
 私は、それから何冊もの古書を読み耽った。すると、その中に表紙が取れて中のページもずいぶん抜け落ちた一冊があった。読める部分にはこうある。
「ーを呼び出すには、こう唱える。“ハザラ・カマ・カマ・エキュイタス・ナヌーシ・ハヌーシ………”」
 何を呼び出すか前後がないからわからないが、大声で書かれた呪文を言ってみた。
 すると……。信じられない。何もない空間から中年男が突然現れたではないか。
「呼び出したのはお前か?何か頼み事があるのか?」
 悪魔にしてはうだつのあがらない風体。表情もどことなくぼんやりしている。
「いえ。今、面白いショート・ショートを書きたくて調べていたんです。そしたら間違えてあなたを出してしまった。いや、ショート・ショートを書く法則みたいなものがわかればいいなと思って」
 男は、わかったというように頷く。「ふん。お前の願いは、ショート・ショートを書くコツを知りたい、ということか」
「ま、早い話がそうです」
「ショート・ショートは6000字を超えずに一つの物語を完結させるのがいい。短く。数行でも大傑作が書けるのも特徴だ。短いのならこういうのもある。
“Boy meets girl.
Boy lost girl.”
Boy made girl.
三行ショート・ショートだな。これも最後に意外性を持ってきておる。」
「登場人物は少ないほうがいい。ショート・ショートで群像劇を書いても話が盛り上がらないし、ストーリーが語れない。それから、宇宙人や幽霊を出すと、読者を引き込みやすい。だが、叙述トリックのオチが多くてマンネリになりやすいから注意だな。ー私は3本目の手を素早く動かし驚いて倒れそうになる地球人を支えた~とか~うっかり、もう私には足がないことを忘れていた。もう私は死んでいるのだ~といったものだ。こんなオチでは呆れられるのが関の山だ。」
「それから、避けたいのは夢オチだな。さまざまな異変で、どうなるのだと読者をワクワクさせておいて、これまでの出来事はすべて夢でした、という結末にするのは読者に対する裏切りでしかない。読者から馬鹿にされても仕方ない。避けるべきだろうな。」
「悪魔との取引きや、不思議なものを売ってくれる店の話もよくあるぞ。これは便利だと思っても何か欠陥がある。魔法使い見習いの話がいい例か。魔法使い見習いがほうきに魔法をかけて水をくんで運ばせる。しかしうまく魔法が解けずにあたりを水浸しにしてしまう。技術の暴走というSFのテーマにも通じる。ドラえもんでもよくあるテーマだよ。」
「これからは、非現実的な設定で語り始めるのも、いい方法だと思う。とても存在しない職業が、現実にあったらどんなことが起こるだろう、というこれもIFの話づくりだな。架空の生物が出現したら、とか、どんなものでもIFを思いついたら。それが突飛であるほど面白い話になる気がするね。」
「ショート・ショートを書く理論は存在しないよ。よりたくさんの作品を読むことだね。そうすれば視野は広がる。そして、迷うより先にたくさんの作品を書いてみる。それがいちばんのショート・ショートを書くコツだよ」
 なるほどぉ。話を聞いていると、この謎の男のいう通りがんばれば傑作を書けそうな気がしてきた。いったいこの人は何者?
「ありがとうございます。あなたはショート・ショートの神様ですか?」
「そんなもんじゃないよ」
「悪魔や魔人について調べていたときに出てこられた。じゃぁ、あなたは悪魔?」
「冗談じゃない。悪魔じゃないよ」
「教えてください。魔人ですか?」
 男は宙を見上げ困ったように言った。
「魔人でもないなあ。魔人に非ずだよ。なんて言ったらいいかなぁ?」
「そうか!ひょっとして」
 魔人に非ず、非・魔人…ひ・ま・じ・ん

復興に向けた3蔵の想い|球磨焼酎支援プロジェクト

令和二年7月に発生した人吉豪雨。
球磨焼酎の蔵元27蔵の中でも、特に甚大な被害を受けた3蔵があります。

渕田酒造場、大和一酒造元、渕田酒造本店。
豪雨で生じた洪水によって、酒造りの魂ともいえる原酒タンクはなぎ倒され、心を込めて造り上げた製品も泥に埋もれてしまいました。

被災から数週間はひたすら土を掻き出し、被災品を運び出す日々。先が見えない毎日に、歩みが止まりそうになることもありました。

そんな中で、3蔵を支えてくれたのは自社商品を飲んでくれるファンの方々や毎日暑い中でもボランティアに参加してくれた人々の声。
「この人達のためにも、もう一度立ち上がりたい」
その声に応えるため、3蔵共に未来に向けて立ち上がろうと今も戦い続けています。

今回、球磨焼酎支援プロジェクトサイトでは渕田酒造場、大和一酒造元、渕田酒造本店の現状を取材。
今も復興に向けて歩みを止めない3蔵の想いをサイト内に掲載しております。

URL:https://hakutake.co.jp/kuma/page01.php

「人吉豪雨災害を絶対に風化させない。」
今回、われわれが球磨焼酎支援プロジェクトサイトに込めた想いです。
是非、プロジェクトサイトを訪れてみてください。
今も立ち上がろうとする蔵元の勇姿に、きっと勇気をもらえるはずですから。

第191回 宇宙船降臨

 未知の飛行物体が地球に接近しているという報道に世界は騒然とした。その物体は、光沢を放つシャープな流線型の金属だった。どうみてもこのUFOは宇宙船だった。
 どこに着陸するのか?この物体に何のためにエイリアンが乗っているのか?侵略?友好?
 なんと飛行物体は日本は阿蘇の草千里の上から降下、着陸した。すぐにそれを各国の政府関係、国際機関、報道陣があっという間に十重二十重に取り囲んだ。状況は中継され、テレビやネットで全人類が見守った。
 物体の下部が音もなく開き、中から何かが姿を現した。全人類が固唾をのんだ。それはイカのようでもなく、昆虫のようでもなかった。
 出てきたのは、冴えない感じの五十歳前後の中年男だった。そこいらで普通に見かけるような。
 取り囲んだ群衆を見回し、困ったように頭をバリバリ掻くとフケがパラパラ落ちてきた。しかもゴルフ用のポロシャツを着ている。これが宇宙人か?知的エイリアンなのか?
 宇宙人の前の空間にマイクのようなものが出現した。宇宙人は口を開き申し訳なさそうに言った。「どーもでーす」
 どこの国の言葉だ?宇宙言語か?「これは日本語のようです」宇宙人は着陸地に配慮して日本語を使っているのではないか?
 いずれにしても人類が初めて接する宇宙知性とのファースト・コンタクト。人類も宇宙からの訪問者に日本語で質問した。
ーあなたは、どこから来られたのですか?
「んーとですね。どこのあたりかねぇ。そういうても、どう言えばいいですかねぇ。わかりますかねぇ」
ーこの宇宙船はあなた一人で操縦してこられたのですか?どういう原理で翔ぶのですか?
「宇宙船?ああ、これ。乗ってるのは私だけみたいだねぇ。どういう原理いうてもねぇ。なんか押すと、動きますなあ。それ以上わからんねぇ」
ーあなたの地球へ来られた目的はなんですか?
「え……ちょっと待ってください。目的ですか?目的…目的…あー、ふっと気が向いてとか、いかんですかぁ?」
 全人類は思う。なんか変だ。こんな奴が超宇宙船を作ったなんて。
 宇宙人はをポケットから何かをぽろりと落とした!ボタンのついた装置!爆弾か!あの装置一つで地球を粉々にできるのでは。中継を見ていた全世界で悲鳴があがった。宇宙人は慌てて装置を拾いポケットに入れた。そして。
「ああ、気にしないで。なんでもないですからぁぁ。いや、なんでもないと思いますから」と手を振る。
 ある中小企業の、事務所で中継を見ていた社員たち。一人の事務員が宇宙人を指差して言う。「この宇宙人!変だなと思いませんか?」すると他の社員も「ぼくもそう思ってた。宇宙人ってこんなにダサいかなあ」ふと別の事務員が「この宇宙人、吉田さんに似ていませんか?総務の吉田さん」
 皆がおおっ!と驚き困惑する。「そういえば、あの煮ても焼いても食えない話し方もそっくりだ」「そうだ。吉田さんよ。うわっ。加齢臭まで臭って来る気がする」「吉田さん、どこにいる?」「さっきまで、そこらに」「いえ。今日は出社してませんよ」「だから、宇宙船にいるのか?」「そんな馬鹿な。吉田さんに連絡取ってみろ」「電話出られません!」
「見ろ!」社長がテレビを指差すと、宇宙人は「もう、ええですかねぇ」と言い残し、宇宙船の中へ戻ろうとしているところだった。
 宇宙人が船内に消える。地球の人々が「待ってください。もう少しお話を」と呼びかけるが、宇宙船からは二度と誰も現れることはなかった。
 未知の金属でできているらしい宇宙船は謎の動力でふわりと浮かび上がり、次の瞬間には光を超える速度で遥か上空へ飛び去ってしまった。あっけにとられているのは残された各国政府、報道陣だけではない。中継を見ていた全人類だろう。「あの宇宙船はどこの星から来たのかも、どのような原理で動くのかも、何の目的だったのかも不明のまま、突然に地球に来て、また突然に地球を去ってしまいました。だた、これだけは言えます。宇宙には地球人だけではなかった。他にも知的生命体が存在したのです」と興奮するアナウンサーの背後には、あんぐりと口を開いた各国政府要人たちが写っていた。
 それから、数刻の後、ある中小企業の事務所に男が駆け込んできた。その中年男に社員たちが「どうしたんですか。吉田さん」
「いやあ、目が覚めたらこんな時間でしょー。慌てちゃってぇ」
 吉田さんはテレビに写っていた宇宙人と同じく、ゴルフ着のポロシャツを着ている。
「さっきの宇宙人は吉田くんじゃないのかね。顔形も同じだし、体型もずんぐりで、話し方も吉田くんそのものだった」と興奮して社長が尋ねた。吉田さんは、社長が何をいっているのかわからない様子で小さな目をきょとんとさせた。
「社長の言ってる意味がよくわからないんですが。とにかく変な夢を立て続けに見て目が覚めないんす。宇宙を飛んでいるような夢だったり、なんか大勢に囲まれて、訳のわからんことを尋ねられたりねぇ。脈絡ないすよねぇ。目ぇ覚めたけど、まだ眠くて眠くて、でも、会社行かなきゃとやっと出社しましたぁ」と肩を落としてみせた。
「やはり、宇宙人と吉田さんが似ているのは偶然だよなぁ。吉田さんがあの宇宙人なら宇宙船は誰が作ったってことになるよねぇ」と誰かが言うと皆もうなずく。
「そうなんすかぁ」と吉田さんがポケットから手を出すと、ボタンの付いた変な装置が転がり落ちた。吉田さんもその装置が何かわからない様子で首をひねりながら拾う。
「このボタン何でしょう?」「その装置はさっきの!」と周りが叫んだ。吉田さんがボタンを押すのを皆は慌てて止めようとしたのだが。
 間に合わなかった。

第190回 運命の朝

 ぼくは平凡な高校生だ。
 父親の転勤で新しい高校に行かなくてはならない。新しい住まいから眠い目をこすりながら登校だ。どんな高校だろう。少し不安だ。
 家を出て学校へ続く曲がり角の手前でニャアと鳴き声がする。見ると生後まもない仔猫がこちらを見ている。ぼくは仔猫を手招きしたが、用心したようで隣の塀の中に逃げこんでしまった。仕方ないので立ち去ろうとすると、曲がり角の道から女子高生が飛び出してきた。その娘は口にパンを咥えて「遅刻!遅刻!」と叫んでいた。よく見えなかったが美少女だったかもしれないな、と思う。すんでのところでぶつかるところだった。
 腕時計を見たら、女子高生が言っていたとおりだ。ぼくも遅刻するかもしれない。急がなくては。すると、目の前に突然、白い着物姿の小さな老婆が現れた。「たわけものめが!」
 なぜ老婆に怒られねばならないのかかよくわからない。「どうして怒るんです。あなたは誰ですか?」「わしは運命の女神だがや。お前は運命を勝手に狂わせたから、出てきたんだが」運命の女神……きれいな若い女性じゃないのか。こんな婆さんが。「お前はその曲がり角で遅刻しそうな女子高生とぶつかる運命だったのだ。そして罵りあいつつ別れるも後に再会を果たし、ラブラブになる。その予定をぶち壊しおって、どうするつもりだ。たいへんなことだぞ」
 どうもよくわからないが、ぼくはたいへんなことをしでかしてしまったらしい。運命の女神が言うのだから。運命に逆らってしまったということか。
「どうするつもりだ、って。もう過ぎたことじゃないですか。どうしようもないですよ」
 ところが運命の婆さん…いや女神はぼくを睨むと真剣な表情で言い放った。
「いや、ある。最後のチャンスだ。時を巻き戻して運命をやり直す。やらん、とは言わせんぞ」
 ぼくが返事をしようとすると、運命の婆さんが消えた。いや、玄関の前だ。後ろで「いってらっしゃい」と母の声。時間がさかのぼってる。学校へ続く曲がり角を歩いている。そうだ、これからぼくは曲がり角で、パンを咥えた女子高生とぶつからなければならないのだ。
 それが女神の言うぼくの運命なのだから。
 ニャアと鳴き声がした。それを無視して歩き続ける。仔猫で時間を取られたのだから。
 もうすぐだ。その角を過ぎたところで、ぼくはパンを咥えた美人女子高生とぶつかることになるのだ。
「うわっ」そのときぼくは足を滑らせ尻餅をついてしまった。バナナの皮を踏んだのだ。
 そして、ぼくの目の前をパンを咥えた女子高生が「遅刻!遅刻!」と叫びながら走り去っていく。
 しまった。今度も間に合わなかった。
「この間抜け!役立たず!」と声がする。ぼくの目の前に、あの運命の女神が顔をしかめて怒っていた。「お前は本当にあほうだな。せっかくリベンジさせたのに」
「いいですよ。あの子と友達になれないくらい、ぼくにはなんでもありませんから」
「しかし、お前とあの娘がぶつからないというのは運命に逆らうことになる。それでいいと思うのか!」とすごい迫力で攻め立ててくる。ぼくもなんだか悪い気がして「もう一回チャンスがあれば、うまくやれる気がします」といってしまった。すると運命の女神は「本当だな?よし、最後の一回やりなおしチャンスが残っている」
 そう呟いて運命の女神は消えてしまった。と、同時に、ぼくはまたしても玄関を出たところに。時間が巻き戻されている。
 今度はうまくやれる。あの女子高生と曲がり角でぶつかるんだ。
 猫の鳴き声がしたが無視して歩き続ける。バナナの皮が落ちている。これも避ける。完璧だ。もう曲がり角まで1メートル。
 べチョリ。鼻に何かがかかる。臭い。手で拭くと何かの糞だ。頭上をカラスがカァと飛んでゆく。
 あいつだ!
 思わず足を止めたときだった。目の前をパンを咥えた女子高生が「遅刻!遅刻!」と叫んで走り去っていった。
 間に合わなかった。
「三度も運命に逆らうとは」呆れと絶望の入り交ざった表情で運命の女神が現れた。「何とも救いようのない男だ」そういわれてぼくはムッとした。「どれも思わぬ出来事に邪魔されたんですよ。不可抗力ではありませんか。もしやぼくは女子高生とぶつからない運命なのでは?」運命の女神はまたしても怒り狂った。「ぶつかるのが運命じゃ。だから二度もリトライさせたのだ。もうやり直せん。すべてお前のせいだからな」「女子高生とぶつからなかったことくらいで、なぜそんなに怒るんです?」
 消えてしまった運命の女神は答えてはくれない。だから何だと言うんだ。ぼくには何も責任はない。
 凄いスピードで坂の下にむかって走っていた女子高生が、外国人の男にぶつかったという話を学校で聞いた。転げたトランクから奇妙な機械が現れたとのことだ。その機械が赤く点滅を始めて、大慌てで外国人は逃げ去ったと。それは、ぼくには何にも関係ないことだ。午後から世界中でミサイル戦争が起こったことを知った。何が理由かはわからないが、もちろん、ぼくには関係ない。
 ぼくにとって一番大事なのは、新しい学校に早く慣れることではないか。

第189回 奇妙な写真

 怖い話が好きだと思われているようで、皆が私のところに怖い話を聞きにくる。
 特に夏は怪談の委節だから、リクエストが多い。先日も数人の集まりで、やった。
 そのときは心霊写真の話だった。
 撮影したときは気がつかないけれど、あとで写真を見ると、何かが写っていたり、写っ ている筈のものが消えていたり。集合写真の顔と顔の間に見知らぬ顔があったりする。あるいは背後には誰もいない人物の肩あたりに腕が伸びていたり。
 その解説をする。悪戯好きだったり、人がたくさん集まると喜こぶ地縛霊がいたりするんです。そんな霊だったら問題ない。でも、中には悪い霊がいて、そんなのが写っていたら大変なことになるんだよ。呪いの写真だね。でも、滅多にそういう写真はないんだよ、と。
 怖い話を聞かせた数ヶ月後、そのとき参加していた一人が電話してきた。私の話が信じられないらしくシラケて聞いていた奴だ。用件を尋ねる。「ぼくの写真を見てもらえませんか? 撮るときは何もなかったのが現像したら変なものが写ってるんですよ」「じゃ、ぼくのスマホに送ってもらえませんか」「いや、使い捨てカメラで撮ってたものを現像したので」「何が写っているんですか?変なものって」
 しばらく黙って彼は言った。「最初その写真を見たときには何にも写っていなかったはずですが、朝、見たら、写真の端っこにぼやぁっと小さい黒っぽいものがあって、写真汚したかなと思ったんです。で、今見たら、汚れじゃない。何か写ってる。黒いぼんやりとしたものが大きくなっている。よく見ると手足みたいなものがついている。すぐ、そちらに行っていいですか?」
 すぐに彼は写真を持ってやってきた。でも、怖がらせる話はするが、私も心霊写真のホントのところはよく知らない。
「これです。これです」と写真を取り出しかけて、わっと叫ぶ。また大きくなってる」
 彼が出した写真はひまわり畑の写真だった。崖沿いにひまわりが咲き乱れている。その左横にお堂がある。彼は、そのお堂の横のあたりを指した、なるほど、二センチくらいの黒い人型の塊のようなものが見える。目を凝らすと、手足らしきものが。
 人間だということはわかる。
「悪い霊ですか?」私にわかる筈がない。そのとき……。黒い人影が膨張した。本当だ。見の錯覚ではない。両手を上げていた。
「これは近づいている」「どうすればいいですかね?」「写真をお焚き上げしたほうがいいですかね?やってもらえませんか?」
 私には、そんな霊能力者のような力はない。
 この写真の謎を解くとすれば…。
「この写真はどこで撮ったんだ?」「車で15分くらいの田舎道沿いのひまわり畑ですが」「これからその場所へ連れて行ってくれないか?」「いいですよ。すぐに行きましょう」その場所なら何かわかるかも。
 確かに写真の場所は近かった。お堂がひまわり畑の横にあった。ひまわり畑は崖沿いに向こうまで続いている。
 彼は自動車を駐める。確かにこの光景だ。あたりを見回す。別に影は見えない。
「あっ!」彼が叫んだ。写真を手にしている。きっと、また写真が変化したのだろう。
 見ると、影は大きくなって、はっきりと人だとわかる。そして両手を上げている。怒っているのか?まだぼんやりとしているが、それは、老婆らしいことがわかる。手を上げて、口を開いて!ん?何を怒っているというのだ。彼が写真を撮ったこと?
 この写真を撮影した同じ場所に立ってみる。ここだ!
 崖に沿ったお堂、そしてひまわり。間違いない。「この場所で撮ったのですね」彼はそうだ、と頷く。写真を見る。
 驚いて叫ぶ。「はっきりわかる。顔も表情も。手を上げている」見ると、さっきまではぼんやりとしていた影がはっきりと人の形に。やはり老婆だった。大きく口を開けている。何かこちらに叫んでいる。誰だ、この老婆は?彼も知らないと首をひねった。
 わからない。謎は解けない。そこに、近所に住んでいるらしい老人が通りかかり「どうしたのかね?」と声をかけてきた。ひょっとしたら、この老人なら何か知っているのでは?この老婆がどのような魔女なのか。
「実は、ここで撮ったこの写真ですが、写っている筈のないお婆さんが写ってるんです。心当たりありませんか?」老人はどれどれと写真を手に取り見つめると、あっ!と声をあげた。心配になって尋ねる。
「呪いをかける魔女ではありませんか?」
 いやいや。老人は首を横に振った。「悪さをするようなもんじゃない」
 それを聞いて私たちは、ほっと胸をなでおろした。「じゃあ、いったいこのお婆さんは何者なんですか?」
「ああ、このあたりに昔から出る有名な“お知らせ婆ァ”だ。知らせてくれるんだ。危険が迫っているから注意しろとな」
「何が迫っているんですか?」
「ほら、婆ァが手を上げとるだろう。指差しとるだろう」
 なるほど老婆は単に手を上げてこちらを脅しているわけではなかった。何かを指差しているのだった。お堂の上の崖の方を。
 写真から顔を上げ、お堂の上の崖を見上げると……。
 崖の上部が崩れ、無数の巨石がこちらに向かって転げ落ちてくる、「うわああああ」
 これを知らせてくれていたのか。 

第188回 やみつき

 夫が私以外のことに熱中するタイプだとは結婚前には思わなかった。しかし思い違いだったかもしれない。あれほど熱心に私にプロポーズした彼が給料を入れてくれなくなった。突然に。暴力を奮ったりはしないのだが。家計が苦しいと頼むと「わかっているよ。でも、どうしても欲しいものがあるから」と答える。ギャンブルをやっているわけでもないようだ。家に遅く帰ってくるわけでもない。
 なぜ給与を入れてくれなくなったのかが、ある日突然わかる。ネット通販の会社から夫に包みが届くようになったからだ。二つ三つではない。いくつもの包みだ。
 夫には悪いと思ったが包みを開けてみた。
 中から出てきたのはアニメの美少女キャラの人形だった。それだけではない。動画サイトで唄っている緑色の髪のヴァーチャル美少女の人形もある。価格もわかった。どれもこれも安いものではない。こんなに買い込めば給与を家計に入れる余裕がなくなるのも当然だろう。
 いわゆる美少女アニメフィギュアというやつだ。笑顔だったり、すまし顔だったり。セーラー服のスカートがめくれていたり、水着だったり。
 ヘナヘナと腰から力が抜け、へたり込んだほどだ。
 帰ってきた夫に問うた。「お金はあんな人形を買うために足りなくなったの?」すると悪びれもせず、夫は答える。
「そうだよ。包みを開けたのか?」
「あんな人形を集めて、どうするの?」
「だって、あんなに可愛いものはないよ。わかるだろう。もっと素敵なフィギュアも届くよ」夫の顔は嬉しそうに笑み崩れた。
 街を歩いていると呼び止められた。道端の占いの老婆だった。「ちょっと。あんた。どうしたんだい。不安な気配を漂わせて。何か怪しいことがあったね!」
 ずばりと言い当てられ、老婆にことの経過を包み隠さず話したのだった。
 最初は平凡な夫だったのだが、ある日を境に美少女フィギュアに金を注ぎ込み家に1円も入れなくなったこと。
 占いの老婆は何度もうなずいた。「ご主人の名前を書いてくれんかね」
「どうしたのですか?」「いや、ちょっと」
 名前をメモ用紙に書いた。それを老婆に見せると。
「やはりそうか!」「どうしたのです?」
 老婆はじっと私の目を凝視して言う。
「ただごとではないと思ったが、やはりそうか。主人はやみつきだ。」「やみつきですか」「いろんなものに依存する状態のことを、やみつき、と言う。“やみ”は“闇”とも”病み”、とも書く。“やみ”にもいろんなものがあるが、“やみ”が憑くと、激しい依存状態になってまともな生き方ができんようになる。これを治す方法は一つだけ。“やみ”を祓うんだよ」
「やみつき……いったい夫に憑いている“やみ”ってどんなのですか?」
「見たら、とてもまともではおられん邪悪な姿だよ。“やみ”は憑いている身体を離れるときに見えることがある。セーラー服の正体がわかるのはそのときだけだ。とにかく、ご主人を私のところへ連れてくることだ。激しい戦いになるかもしれん。どんな“やみ”かもわからん。しかし、避けられんことじゃ。連れてこれるかの!」
 できます!と言うしかなかった。フィギュアが手に入るお祓いをしてくれるところがあるからと夫を言いくるめて、老婆のところへ連れてきた。
「お願いします」「では、“やみ”を祓いますぞ」占いの老婆が、夫の前で奇妙な飾りのついた棒をかざし、振る。すると夫の身体のまわりを霧状のものがもやもやと噴き出して実体化する。「ご主人に憑いた“やみ”じゃあ」なるほどフィギュアの少女が凶々しい姿で呻きながら、夫の身体から苦しんで出ていく。これが“やみ”だったのか。これが夫を……。それも一体ではない。何体ものフィギュア姿の“やみ”が逃げていく。だが、逃げる“やみ”の顔は、以前どこかで見たような。すべての“やみ”が去り、夫は気が抜けた表情で立っていた。これで夫は正常に。
 しかし気になる。どこかで見たような“やみ”の顔。あの顔は誰……?
「“やみ”は全部追い出した。これでご主人は安心だ。しかし、“やみ”の顔が、皆奥さんそっくりとは。よほど苦しんでご主人はご主人は奥さんを慕っておるんだの」
「えっ?“やみ”が私の顔ですって。なぜ?」
 すると、老婆は再び夫に向きなおる。
「まだだ。もう一体、憑きものがご主人に残っておる。これを祓わねば」
「お願いします」
 またしても老婆は奇妙な棒を振り、夫に「退散!退散!」と叫んだ。すると夫の身体からずんぐりとした岩のような物体が滲み出してきた。この物体にも顔がある。
 今度は私にもすぐわかる。これも私の顔だった。これは……。
「すべての“やみ”が奥さんそっくりだった理由ですよ。これが憑いていたからだ」
「なんですか?この私そっくりの顔の憑きものは」
 すると老婆は大きく頷いて言った。
「奥さんそっくりの顔は、当然。ご主人にはこの“もの”が憑いておったから。だからご主人が執着するのは奥さんそっくりのものというわけ」「なんです。このあやかしは」
「これは、もの憑き!というんじゃ」
 私が大好きという夫は、“やみ憑”以前にものずき……いやあ“もの憑き”だったというわけか……。

第187回 妖怪スカウト

 特命が下り、私は妖怪を探すという妖怪スカウト班に配属された。うまく妖怪をスカウトして人気が出ればゆるキャラ以上の経済効果をもたらすと、会社の顧問経営コンサルタントが提言したらしい。
 それで私が貧乏くじを引くことになり、妖怪スカウトの任務に就いたというわけだ。
 妖怪を探せといっても雲を掴むような話だ。どこを探せばいいのやら。しかも、有名な妖怪ではなく、あまり知られていないマイナーな妖怪がいいという。だから業務報告書も「今日も妖怪の目ぼしい情報には出会えなかった」といったページばかりが続くのだ。
 妖怪なぞ存在しない。空想の存在だ。と心の底で思っていることも原因かもしれない。妖怪スカウト班は営業企画室の下にあるから企画室長からは「まだ妖怪は見つからないのか!」と無能扱いされ始める。最初は馬鹿馬鹿しい仕事と思っていたが、室長から急かされるたびに少しづつ焦り始めた。図書館や古書店を巡り、古文書を調べてみる。実際に出会わなくても、まだ知られていない妖怪の記述には縁があるかもしれない。だが、古文書に載っている妖怪は、すでに妖怪マンガや小説の中に登場しているものばかりだった。社には報告したものの、無視されてしまった。
 このままでは、私は立つ瀬がない。今日もしょんぼりして古書店で妖怪古文書探しをしていると。
「あの。妖怪探してるんですか?」店員に声をかけられてた。「あまり知られていない妖怪を見つけようとしているのですが。難しいもので、なかなか探し出せない」
「あのう。妖怪さんがいるんですよ。ねえ」と近くにいた男に声をかけた。すると男は振り返って「ああ。そうだ。教えて差し上げたら」「ど、どこに妖怪がいるんですか?」と声を上ずらせた。「ええ、“ちん”て妖怪さん。住所書きますね」そんな名前の妖怪は知らない。古書店のお得意さまらしい。いったいそんな妖怪なのか?自称妖怪とのこと。
 メモを渡されて行ってみることにした。そこはどこにもある木造アパートだった。二階の一室だ。もちろん表札はない。ドアの前に立ちノックする。「こんにちはー。古本屋さんの紹介で参りました」返事はない。
 どうしよう。迷ったがドアノブを回してみた。すると何の抵抗もなくドアは開いた。昼間というのに中は薄暗い。誰かが部屋の中央に座っているのがわかった。雰囲気からして普通ではない。目を凝らすとずんぐりとした半裸中年男が背を向けて座っている。ざんばら髪が床まで伸びていた。まさに妖怪だ。まわりには古本が散乱していた。古書店から配達された本だろう。「あなた、妖怪ですか?“ちん”さんですか?」
「何かはわからん。気がついてここにおる。本の、“もののけ”や“妖怪”というもののようだ。自分が“ちん”とはわかる。わしに用か?お前は何だ」
「はい。私は妖怪スカウトです。まだ知られていない妖怪を世に売り出そうとしているのですが。実は疫病が世に流行したときに、病封じの存在としてアマビエという妖怪がブレイクして経済効果を上げました。そんな未知の妖怪が他にもいるはずだ、と探してまわっています。ちんさんが妖怪なら、どんな妖怪なのですか?なぜ、ここにいるんですか?」
 部屋の中には男の生活を感じさせるものは何もない。キッチンもないし、電化製品も家具もない。本が何十冊も散乱しているだけだ。やはり人間離れしている。ひょっとしたら「何か用かい!」くらいのギャグ程度を考えてもいたが本物かもしれない。ちん、という名にヒントがあるのだろうか。“珍”な存在ということだろうか。妖怪はなぜ自分が妖怪になったか知らなくて当然だろう。妖怪がどんな能力を持っているかは、後で調べればいいことではないか。とにかく、この妖怪を社に連れていき、どうプロモーションかけて経済効果を出させるかだ。それは私の役割ではない。私の仕事は彼を企画室に連れて行くまでだ。
「あなたを有名にしてあげられます。すべての人々がちんさんのことを知るようになるんですよ。世界一有名になるかもしれない」
 ちんは私の言葉に少し心を動かされたようだ。散乱してページが開いた古書には“妖怪”の文字が見えた。ちんが、妖怪を知らないはずはない。そしてさまざまな妖怪の弱点を記してある。そのすべてを超える妖怪を目指そうとしたのか。
「あなたは、こんな暗い部屋にこもっている存在ではない。世界のスポットライトを浴びるべきだ。行きましょう」私が“ちん”を部屋の外に連れ出そうとしたときだ。アパートが激しく揺れ始めた。「地震だ!」と私がしゃがむ目の前に、“ちん”が座っていたあたりから巨大な邪悪な闇が出現した。「何だこいつは?」
「これが、妖怪だよ。手を変え品を変えこの世に出ようとしていたから古書の記述どおり抑え込んでいた。それがわしの役割だからの」
 暗黒の妖怪は巨大化すると凶暴な叫びとともに周囲を破壊しながら飛び去っていく。私はほんとうの妖怪を見誤っていたらしい。“ちん”がため息をつきながら言った。
「“ちん”とは、妖怪を鎮めるの“鎮”だが。それがわしの役目だが。もう何ともならんのう」へなへなと妖怪スカウトの私の腰が抜ける。

「白岳オンラインショップ」リニューアルのお知らせ

日頃より、白岳オンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで白岳伝承蔵は5月で10周年を迎えました。

この度、白岳オンラインショップは全面リニューアルを行い、高橋酒造の全ての焼酎をご購入いただけるようにいたしました。

これまで同様、プレミアム焼酎から、レギュラー商品、リキュールなど幅広い品ぞろえで、お客様の様々なシーンにもご対応いただけるホームページとなっております。

父の日や、お世話になっている人への贈り物、日々の食卓で楽しむ焼酎など、多くの皆さまにご利用いただければと願っております。
今後もより一層内容を充実させ、利便性の向上に努めてまいります。

白岳オンラインショップ
http://hakutake-shop.jp/

高橋酒造株式会社

「白岳オンラインショップ」メンテナンスのお知らせ

日頃より、白岳オンラインショップのご利用ありがとうございます。
下記の期間、ホームページメンテナンスのため、HAKUTAKE オンラインショップのHPサービスがご利用頂けません。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【ホームページメンテナンス期間】
2020年5月24日(日)0:00 ~ 5月25日(月)12:00まで
※メンテナンス時間が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【メンテナンス対象サイト】
白岳オンラインショップ
http://hakutake-shop.jp

【メンテナンス期間中のお問合せ先】
球磨焼酎ミュージアム 白岳伝承蔵
電話:0966-32-9750 (営業時間9:00~16:00)