【イベント/東京】天真爛漫×KAORU星空BARinニューみるく開催!

冬の丸の内で、香りと音に酔いしれる夜を!
毎回大好評の熊本の超人気焼酎BAR 天真爛漫と白岳KAORUのコラボイベント「天真爛漫×KAORU 星空BAR」が、東京の夜を華やかにジャックします。

会場は東京・丸の内ハウスの「ニューみるく」。
これまで多くのファンを魅了してきた、本格米焼酎オリジナルカクテルを今回も多数ご用意しています。
さらに今年は、「白岳しろ」40周年を祝した特別カクテルも新登場!

〔カクテル〕
・ニューみるくの名物カクテル“みるくハイ”
・「白岳しろ」とトマトジュースで作るフレッシュカクテル“しろトマ”
・白岳しろ×抹茶が織りなす、爽やかな和の一杯“しろ抹茶”
・白岳しろの新たな楽しみ方!コーヒーの香りが心地よい“しろくろ”
・華やかな吟醸香がたまらない“KAORU星空ハイボール”
・全国のイベントで大人気“KAORU星空レモンサワー(甘口/辛口)”
・天真爛漫といえばコレ!“銀しろソーダ”と“銀しろレモンサワー”
・熊本の恵みと職人たちの想いを蒸留した正統派「ドライジン」“BEAR’S BOOK”
・ハーバル&フローラル系のボタニカル “BEAR’S BOOK THE MAGIC”

イベント期間中の三日間はDJ.HIKOさんが登場し、華やかな音楽と熊本の飲み屋街で知らない人はいないと言われる名物オーナー中川ひとみママのトークで東京の熱い夜を盛り上げていきます!

また、ニューみるくと同じ丸の内ハウス7Fフロアの「来夢来人」や「musmus」でもKAORU星空BARが期間限定で開催されます。
来夢来人では、オリジナルカクテルのKAORU抹茶マティーニ、musmusでは金銀しろソーダなど、多種多様のラインナップをお楽しみいただけます。

イベント期間は2日25日(水)~2月27日(金)ですので、ぜひお越しください!

【shiromap(しろマップ)】追加店舗のお知らせ 2026年1月分

関東で白岳商品を飲みたいとき・買いたいとき、すぐにお店が探せるshiromap(しろマップ)!
「追加されたお店を知りたい!」とのお声に応えて、前月追加店舗をお知らせいたします。

2026年1月は下記店舗が追加されました。

■飲めるお店:13店舗
[東京エリア]
 ・メシ酒場 鈴木ちゃん 奥中目
 ・ロータスパレス 赤坂店
 ・ロータスパレス 池袋東武SPICE店
 ・バインセオサイゴン 有楽町店
 ・バインセオサイゴン 新宿店
 ・亜細亜食房 リバーサイゴン
 ・亜細亜食堂サイゴン 上町店
 ・WAGYU でですけ
 ・鳥ばか一代
 ・炭坊主
 ・炭の屋 でですけ
 ・でですけ Wajia

[神奈川エリア]
 ・ニクズシヤ

【shiromap(しろマップ)ご利用はこちらから】
https://www.e-map.ne.jp/p/shiromap/

【shiromap(しろマップ)とは】
登録件数3,000店舗超!首都圏で白岳商品が「買えるお店」「飲めるお店」を検索できるナビサイト!
「しろ」などの商品ごと、最寄り駅、エリア、店名などでも検索が可能です。
Google Maps上の表示ができて、行きたいお店の道順が分かります。

第256回 二月の人

二月は逃げ月と言う人がいる。他の月よりも日が少ないから、あっという間に月が逃げ去ってしまうことから、そう言われるのだろう。今年も二月は二十八日までだ。
 なるほど卓上カレンダーの二月を開いてみると、最後の方はすかすかの空白になっている。他の月より二十九、三十、三十一の部分は白紙の状態なのだ。
 これでは、二月のカレンダーは淋しいだろう。予定の会合日や観劇、検診日を書き込んだ後にそう思った。
 そこは本来なら、二十九日の行事予定を書き込む場所だ。だが、二月の場合、そうなっている。
 そのとき、ボールペンを持っていたから、冗談半分で思わずその空白に走り書きしてしまった。
「締切守るぞ!」
 私は小説家なのだ。
 かつては趣味で書いていたのが仕事になってしまった。一ヵ月過ごした後に、そのページにたどりつけば、自分でも頷けるような激励になるのではないか?と思えたからだった。締切守る宣言なんて、自分らしくもないな、と思いつつ。
 おかしなことに気がついたのは、数日後のこと。月末近くに知人たちとの集まりが決まり、その知らせが届いた。忘れないようにカレンダーに書きこんでおこう、とめくって予定を書き込む。元に戻そうとしたときだった。カレンダーが、なぜかぱらっぱらっとめくれたのだ。
 あれ?
 そこは二月カレンダーの月末の余白だった。
「締切守るぞ!」と見覚えのある自分の文字がある。
 だが、その下に見なれない書体の文字が書かれていた。
「締切守るって大好き!ステキよ」
 目玉が飛び出るほど、驚いた。それは私の書いた文字ではなかった。美しく品のある文字だった。男性が書いてもこのような文字にならない。細くて柔かく、流れるような書体だった。
 思わず私は顔を上げ、自分が今いる周囲を見回した。
 それは私の仕事部屋の中だった。部屋の中には私しかいない。誰も部屋の中には入ってこれない。
 私は首をひねりながらも、その下の余白に書きこんだ。
「ありがとう。ステキと言われて嬉しいよ。君は誰?女の人?」
 なかなか返事はなかった。仕事の合い間にその二十八日の翌日の余白を覗いた。「そう。会いたいな」と、ある日書きこまれているのを発見したのだ。すぐに、その下に書きこんだ。二月二十六日のことだった。
「いいよ。会おう。いつ?どこで?」
 奇妙な場所を彼女は指定してきた。
「あなたの大学の二号館の前へ、明日午後三時に行きます。青いシャツを着て」
 私が出た大学のことを知っているのだろうか?私の大学時代の知り合い?
 大学二号館前のベンチに私は行った。果たして午後三時ちょうどに青いシャツの女性が現れた。笑顔を浮かべて。
 想像を遥かに超えて彼女は美人だった。昔、好きだったアイドルや女優にどこか似ていてそんな印象を持ったのかもしれない。しかしどこかで会った気はするのだが、どうしても思い出せなかった。
「君がメモを書いたの?」私は震える声で尋ねた。
「そうよ。私、あなたのカレンダーの余白に書いたの」と彼女は言った。彼女は自動販売機に駆け寄りコーヒーを出した。それは学生時代、私が好んで飲んでいたコーヒーだった。
「どうして私が好きだったコーヒーを知っているんだ?」
 彼女は私に笑顔を向けた。それから、色々なことを私に語り始めた。彼女が語ると、私は忘れていた学生時代のことを次々に思い出していた。
 試験に遅れて必死に走って教室に飛びこんで落第点になりそうだったこと。文化祭で、前夜に徹夜してポスターを書き上げたこと。急に腹痛をおこして学内で倒れて医務室に運びこまれたこと。
 誰も、ここ迄くわしい筈はないと思うのに、現れた彼女は、すべてを自分の目で見たことのように語ってくれる。
 なぜだ。
 考えるが、もう少しでたどり着きそうなのに、その答は見つからない。しかし、彼女は全部知っていた。不思議だ。
「君は誰なの?どうして私のことを?」
「あなたは昔から小説を書いていたよね。私、あなたが書いた小説のヒロインだった。あなたは私を現実に存在するように想像していた。主人公がヒロインに出会ったのが二月二十九日だったのよ」
 だから彼女は二月二十九日の余白で実体化したのか。実は、昔、二月は毎年二十九日迄あると思いこんでいた。そして彼女が好きだったアイドルに似ているのは、そういうことだったのか。
「私のこと思い出してくれた?」
「思い出した。カレンダーに書いたのも君なんだね!」
 次の瞬間、私の前から彼女は消え去っていた。あたりを見回しても彼女の姿はなかった。
 翌日、仕事場のカレンダーの二月二十九日の余白には何も書かれていなかった。だが……そして一枚めくると、そこは三月一日。その下の狭い余白に彼女の字が。
「次は、どんな物語を書くの?」