【イベント/東京】天真爛漫×KAORU星空BARinニューみるく開催!

熱い宴が大好きなみなさま、お待たせいたしました!

天真爛漫×ニューみるく

毎回大好評の熊本の超人気焼酎BAR 天真爛漫と白岳KAORUのコラボイベント「天真爛漫×KAORU 星空BAR」が、2025年も東京の夜を華やかにジャックいたします!

会場は東京・丸の内ハウスの「ニューみるく」で、これまで大きな人気を誇ってきた本格米焼酎オリジナルカクテルを今回も多数ご用意しております。

・ニューみるくの名物カクテル“みるくハイ(しろ)”
・華やかな吟醸香がたまらない“KAORU星空ハイボール”
・全国のイベントで大人気“KAORU星空レモンサワー(甘口/辛口)”
・天真爛漫といえばコレ!“銀しろハイボール”と“銀しろレモンサワー”
・熊本の恵みと職人たちの想いを蒸留した正統派「ドライジン」“BEAR‘S BOOK”
・ハーバル&フローラル系のボタニカル “BEAR’S BOOK THE MAGIC”

また、当日は彩り豊かなDJも登場し、華やかな音楽と熊本の飲み屋街で知らない人はいないと言われる名物オーナー中川ひとみママのトークで東京の熱い夜を盛り上げていきます!

また、ニューみるくと同じ丸の内ハウス7Fフロアの「来夢来人」や「mus mus」でもKAORU星空BARが期間限定で開催され、KAORU抹茶マティーニ(来夢来人)やKAORUお茶割り(mus mus)などのオリジナルカクテルが提供される予定です。
さらに「mus mus」では熊本の郷土料理を5日間限りでお楽しみいただけます!

イベント期間は2日3日(月)~2月7日(金)ですので、ぜひお越しください!

【東京/イベント】「くまもとモン×東京銀座」に当社商品が出品されます

いつも高橋酒造の商品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
このたびは熊本県が東京で開催するイベントについてのお知らせです。

くまもとモン×東京銀座

◆「くまもとモン×東京銀座ジャック」について
実施期間:令和7年(2025年)1月8日(水)~1月21日(火)
参加施設:銀座熊本館、松屋銀座、銀座料理飲食業組合連合会加盟店舗、その他飲食店等
特設サイト:https://kumamotomon.com/2024/tokyo/
※その他イベント概要については下記ご参照ください。

イベント内容

1月8日(水)~1月14日(火)期間に松屋銀座内で「くまもと県産酒フェア」が開催される予定で、当社からは白岳KAORU、うめぽん、ゆずもん、百が出品いたします。

東京の地で熊本の県産酒や美味しいグルメが楽しめるイベントとなっておりますので、ぜひみなさまでお越しください!

第243回 ああ 煉獄!

正月二日の朝だった。一人暮らしの私は、暮れに買っておいた餅を焼いた。これが正月らしい今年初めての食事だ。レンジでこんがり焼いて砂糖醬油をつけて頬張る。香ばしい。美味しい。飲みこんだところで、意識が途絶えた。
何やらふわふわと浮かんでいる気がする。誰かが私の手を握って空の高い所へと飛んでいく。
「あ、あなたは誰です?私をどこに連れていこうとしているのですか?」
「おや、気がついたのですね。私は天使です」
なるほど、背中に翼がある。人間ではないようだ。上品な若い男性のように見える。だが人間ばなれしているような。ということは。
「そうです。お察しのとおり、あなたは正月のお餅を喉に詰まらせ、お亡くなりになりました。それで、天使の私があなたを天国にお連れしようとしているところでした」
なるほど、それで謎がすべて解けた。そうか。天国は高いところにあるんだなあ。
「まあ、ぼちぼちまいりましょう」
「わかりました。急ぐ旅でもないようだし」
私と天使は世間話をしながら上空へ上っていく。
「人生を終えて、いかがでしたか?私もいろんな方の人生を見ていたのですが、くわしく見ているわけではないもので」
「そうだなあ。思い返せばいろいろあったな」それは本音だ。しかし、誰でも人生はいろいろあるのではなかろうか?
「それは、それは。どんなお仕事をしておられたのですか?」と天使は尋ねてきた。
「私の仕事か。なんと言えばいいのか。人を欺く仕事と言えばいいかな…うわっ」
私の腕を握っていた天使の手がはずされた。おかげで真っ逆さまに落ちていきそうになった。あわてて私は天使の腕を握り、墜落をまぬがれた。
「危ないじゃないか。急に手を離したら、下に落ちてしまうところだった」
「あなたは人を欺す仕事をしていたのですね。それは詐欺師ということではありませんか。そんな人物を天国に連れていくわけにはいきません。地獄行きが当然です」
「うわっ」私の足が重くなる。下を見ると、私の足を黒っぽい角をはやしたものがつかまり、引っ張っている。「くひひひ…悪人は地獄がお似合いさ」と、うそぶく。こいつは…「地獄からお迎えに来たよ」こいつは悪魔だ。
あわてて言う。
「誤解しないでくれ。人を欺す仕事と言って、けっして悪いことはしていない。私が生きているときの仕事は“奇術師”なんだよ。人は私の術に欺されて大喜びをする。これが、悪いことか?」
天使が、しっかりと私の手を握りなおした。
「なるほど。それは悪人とは言えませんね。もう少しで手を離して地獄へ落とすところでしたよ」
ふーっ。私は安心して溜息をつく。危い。危い。なんとか助かったようだ。すると、足の方でちぇっ!という舌打ちが聞こえた。地獄の悪魔だ。「何を善人気取りでいるんだ。俺が目星をつけた奴は、必ず何か悪いことをやっている。いや、ほとんどの人間は黙っているが悪いことをやっているのが普通なんだよ。俺がこちょこちょすれば嘘がつけなくて本当のことを言うんだよ。そしたら地獄行きだ。さあ、言ってみろ、こうだ。こちょこちょ」と悪魔は私の足の裏をくすぐる。苦しい。なんと、本当のことを言いたくなってくる。助けてくれ。こちょ、こちょ。たまらん。
「言う。私がやった悪いことだ。満員のエレベーターの中でおならを出してしまったことがある。鼻がもげそうな臭気だったが知らんふりをした。おならしたのは誰だ!と皆が怒っても口を割らなかった。今となっては、なんと悪いことをしたのだと反省している」
悪魔が嬉しそうに笑った。「なんと、大悪人ではないか。さあ、俺と地獄へ行こう」天使も「もっと正直な人と信じていたのですが」と手を離しそうになる。私はあわてて叫んだ。「そのことは反省しているよ。だから私はその罪滅ぼしに善行を重ねた。横断歩道を渡れないお年寄りの手を引いてやったし、貧しい子のいる家庭にランドセルを贈った。それでもエレベーターのおならの罪は消えないのですか」
天使と悪魔の動きが止まった。私の生前の行いについて、判定がうまくできないで、フリーズしてしまったようだ。
地獄に行かないのはいい。しかし、このままだと、宙ぶらりんのまま。これが煉獄という状態というわけか。それは困る。どちらかに行くべきだろうが。すると上で声がした。「まだ連れてこないの?」また天使だ。女の声だ。見上げると魅力のない女性天使が舌打ちしていた。
「いや、判断に迷ってね」「さっさと連れてくればいいのよ!」と私の手を引っ張る。すると下でも声が。なんとなまめかしい、私好みの女性悪魔が「あら、なかなか連れてこないと思ったら。でも素敵な彼ね。私も手伝う」と足を引っ張り始める。上からと下から。力が拮抗する。全身が引きちぎられそうだ。
エーイ!!と天使たち。
ソーレ!!と悪魔たち。
その拍子に喉の奥から何かがぴょんと飛び出した。
喉に詰まらせていた餅だった。
気がつくと自分の部屋にいた。
おかげで無事に生き返ったものの。
これからは、もっと悪い人間になろうと考えてしまうのだ。何故かって?
あの、艶っぽい私好みの女性悪魔のことを思い出すと、どうやったら地獄へ行って女性悪魔に逢えるのかと考える日々なのだ。