「白岳オリジナルサスティナブルバッグ」リリース

この度、高橋酒造より「白岳オリジナルサスティナブルバッグ」をリリースいたしました。

◆サスティナブルバックについて
[環境への配慮]使用素材は、100%ペットボトルの再利用。環境に配慮した作りです。
[高い実用性]柔らかい素材を使用し、洗濯も可能。使い勝手を追求しました。
[安心の大容量]買い物量が多くても、余裕を持って入れられる大きいサイズです。

デザインは「白岳 しろ」のボトルがカラフルに描かれた表面と、富士山と日の出をモチーフにした裏面の完全和風仕様。
お買い物でも周りの人の目を引くこと間違い無しの斬新なデザインを採用しました。

◆入手方法
高橋酒造オンラインショップ(https://hakutake-shop.jp/)にて、商品5,000円(税込)以上ご購入いただいた方にもれなくプレゼントしております。

◆高橋酒造が掲げる、環境への想い
高橋酒造の米焼酎は、日本に4つしかない産地呼称が認められた「球磨焼酎」。
米のみを原料として、人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを人吉球磨で蒸留し、びん詰めしたものです。
人吉・球磨の水や米、豊かな自然に育まれた大地の恵みをそのまま商品に活かしています。

だからこそ、自然からいただいた恵みを自然へと還元したい。
今回企画したサスティナブルバッグには、そんな思いを込めました。
自然とともに生きる酒造メーカーとして持続可能な社会に向けて貢献し続けていくという強い決意です。

これからも高橋酒造は自然とともに土地に根ざし
美味しい米焼酎を造ってまいります。

いい米、いい水、いい人で

※オンラインショップお知らせ
「白岳オリジナルサスティナブルバッグ」プレゼントキャンペーンについて
https://hakutake-shop.jp/view/news/20201009174933

復興に向けた3蔵の想い|球磨焼酎支援プロジェクト

令和二年7月に発生した人吉豪雨。
球磨焼酎の蔵元27蔵の中でも、特に甚大な被害を受けた3蔵があります。

渕田酒造場、大和一酒造元、渕田酒造本店。
豪雨で生じた洪水によって、酒造りの魂ともいえる原酒タンクはなぎ倒され、心を込めて造り上げた製品も泥に埋もれてしまいました。

被災から数週間はひたすら土を掻き出し、被災品を運び出す日々。先が見えない毎日に、歩みが止まりそうになることもありました。

そんな中で、3蔵を支えてくれたのは自社商品を飲んでくれるファンの方々や毎日暑い中でもボランティアに参加してくれた人々の声。
「この人達のためにも、もう一度立ち上がりたい」
その声に応えるため、3蔵共に未来に向けて立ち上がろうと今も戦い続けています。

今回、球磨焼酎支援プロジェクトサイトでは渕田酒造場、大和一酒造元、渕田酒造本店の現状を取材。
今も復興に向けて歩みを止めない3蔵の想いをサイト内に掲載しております。

URL:https://hakutake.co.jp/kuma/page01.php

「人吉豪雨災害を絶対に風化させない。」
今回、われわれが球磨焼酎支援プロジェクトサイトに込めた想いです。
是非、プロジェクトサイトを訪れてみてください。
今も立ち上がろうとする蔵元の勇姿に、きっと勇気をもらえるはずですから。

中秋の白岳「KAORU」

今日は10月1日。中秋の名月です。
昨日は「待宵(まつよい)」を紹介いたしましたが
高橋酒造にはもう一つ「月」をモチーフにした
お酒が有るのをご存知でしたか。

そのお酒とは、
そう「白岳 KAORU」です。

あまり知られてはいませんが
白岳 KAORUの黄色いキャップデザインは
夜空に神々しく輝く満月をモチーフにしています。

このデザインは「白岳 KAORU」の生みの親でもある
弊社常務が学生時代夜遅く家に帰った時
月の光に美しく照らし出される白髪岳を見た印象をそのままパッケージに反映したものです。

朝の白髪岳を表現している「白岳」のパッケージに対して
「白岳 KAORU」のパッケージは
満月と星々が輝く夜の白髪岳を表現しています。

今夜は年に1度の十五夜。
夜空に浮かぶ大きな満月を愛でながら
秋の夜長を楽しみましょう。
食卓に輝く「白岳 KAORU」と共に。

「白岳 KAORU」の詳細はこちらから
https://www.hakutake.co.jp/KAORU/

ご購入はこちら
https://hakutake-shop.jp/view/category/kaoru_regular

第191回 宇宙船降臨

 未知の飛行物体が地球に接近しているという報道に世界は騒然とした。その物体は、光沢を放つシャープな流線型の金属だった。どうみてもこのUFOは宇宙船だった。
 どこに着陸するのか?この物体に何のためにエイリアンが乗っているのか?侵略?友好?
 なんと飛行物体は日本は阿蘇の草千里の上から降下、着陸した。すぐにそれを各国の政府関係、国際機関、報道陣があっという間に十重二十重に取り囲んだ。状況は中継され、テレビやネットで全人類が見守った。
 物体の下部が音もなく開き、中から何かが姿を現した。全人類が固唾をのんだ。それはイカのようでもなく、昆虫のようでもなかった。
 出てきたのは、冴えない感じの五十歳前後の中年男だった。そこいらで普通に見かけるような。
 取り囲んだ群衆を見回し、困ったように頭をバリバリ掻くとフケがパラパラ落ちてきた。しかもゴルフ用のポロシャツを着ている。これが宇宙人か?知的エイリアンなのか?
 宇宙人の前の空間にマイクのようなものが出現した。宇宙人は口を開き申し訳なさそうに言った。「どーもでーす」
 どこの国の言葉だ?宇宙言語か?「これは日本語のようです」宇宙人は着陸地に配慮して日本語を使っているのではないか?
 いずれにしても人類が初めて接する宇宙知性とのファースト・コンタクト。人類も宇宙からの訪問者に日本語で質問した。
ーあなたは、どこから来られたのですか?
「んーとですね。どこのあたりかねぇ。そういうても、どう言えばいいですかねぇ。わかりますかねぇ」
ーこの宇宙船はあなた一人で操縦してこられたのですか?どういう原理で翔ぶのですか?
「宇宙船?ああ、これ。乗ってるのは私だけみたいだねぇ。どういう原理いうてもねぇ。なんか押すと、動きますなあ。それ以上わからんねぇ」
ーあなたの地球へ来られた目的はなんですか?
「え……ちょっと待ってください。目的ですか?目的…目的…あー、ふっと気が向いてとか、いかんですかぁ?」
 全人類は思う。なんか変だ。こんな奴が超宇宙船を作ったなんて。
 宇宙人はをポケットから何かをぽろりと落とした!ボタンのついた装置!爆弾か!あの装置一つで地球を粉々にできるのでは。中継を見ていた全世界で悲鳴があがった。宇宙人は慌てて装置を拾いポケットに入れた。そして。
「ああ、気にしないで。なんでもないですからぁぁ。いや、なんでもないと思いますから」と手を振る。
 ある中小企業の、事務所で中継を見ていた社員たち。一人の事務員が宇宙人を指差して言う。「この宇宙人!変だなと思いませんか?」すると他の社員も「ぼくもそう思ってた。宇宙人ってこんなにダサいかなあ」ふと別の事務員が「この宇宙人、吉田さんに似ていませんか?総務の吉田さん」
 皆がおおっ!と驚き困惑する。「そういえば、あの煮ても焼いても食えない話し方もそっくりだ」「そうだ。吉田さんよ。うわっ。加齢臭まで臭って来る気がする」「吉田さん、どこにいる?」「さっきまで、そこらに」「いえ。今日は出社してませんよ」「だから、宇宙船にいるのか?」「そんな馬鹿な。吉田さんに連絡取ってみろ」「電話出られません!」
「見ろ!」社長がテレビを指差すと、宇宙人は「もう、ええですかねぇ」と言い残し、宇宙船の中へ戻ろうとしているところだった。
 宇宙人が船内に消える。地球の人々が「待ってください。もう少しお話を」と呼びかけるが、宇宙船からは二度と誰も現れることはなかった。
 未知の金属でできているらしい宇宙船は謎の動力でふわりと浮かび上がり、次の瞬間には光を超える速度で遥か上空へ飛び去ってしまった。あっけにとられているのは残された各国政府、報道陣だけではない。中継を見ていた全人類だろう。「あの宇宙船はどこの星から来たのかも、どのような原理で動くのかも、何の目的だったのかも不明のまま、突然に地球に来て、また突然に地球を去ってしまいました。だた、これだけは言えます。宇宙には地球人だけではなかった。他にも知的生命体が存在したのです」と興奮するアナウンサーの背後には、あんぐりと口を開いた各国政府要人たちが写っていた。
 それから、数刻の後、ある中小企業の事務所に男が駆け込んできた。その中年男に社員たちが「どうしたんですか。吉田さん」
「いやあ、目が覚めたらこんな時間でしょー。慌てちゃってぇ」
 吉田さんはテレビに写っていた宇宙人と同じく、ゴルフ着のポロシャツを着ている。
「さっきの宇宙人は吉田くんじゃないのかね。顔形も同じだし、体型もずんぐりで、話し方も吉田くんそのものだった」と興奮して社長が尋ねた。吉田さんは、社長が何をいっているのかわからない様子で小さな目をきょとんとさせた。
「社長の言ってる意味がよくわからないんですが。とにかく変な夢を立て続けに見て目が覚めないんす。宇宙を飛んでいるような夢だったり、なんか大勢に囲まれて、訳のわからんことを尋ねられたりねぇ。脈絡ないすよねぇ。目ぇ覚めたけど、まだ眠くて眠くて、でも、会社行かなきゃとやっと出社しましたぁ」と肩を落としてみせた。
「やはり、宇宙人と吉田さんが似ているのは偶然だよなぁ。吉田さんがあの宇宙人なら宇宙船は誰が作ったってことになるよねぇ」と誰かが言うと皆もうなずく。
「そうなんすかぁ」と吉田さんがポケットから手を出すと、ボタンの付いた変な装置が転がり落ちた。吉田さんもその装置が何かわからない様子で首をひねりながら拾う。
「このボタン何でしょう?」「その装置はさっきの!」と周りが叫んだ。吉田さんがボタンを押すのを皆は慌てて止めようとしたのだが。
 間に合わなかった。