第20回『日本デザイン書道大賞』入選のお知らせ「球磨焼酎 市房」

このたび、当社商品「球磨焼酎 市房」のラベルに記載されている筆文字デザインが、
第20回『日本デザイン書道大賞』に入選いたしました。

「デザイン書道」(商業書道)とは、広告や広告媒体に用いられるデザインされた書き文字を指し、数多くのパッケージやタイトルデザインなどに使用されています。
その中でも、『日本デザイン書道大賞』は、国内のデザイナー、書家、デザイン書道家など筆文字のエキスパートがしのぎを削るレベルの高いコンペディションです。
今回、応募総数161点という激しい競争の中で、「市房」が見事入選を果たしました。

入選した作品(球磨焼酎 市房)を手掛けたのは、デザイン書道家であり、高橋酒造株式会社の社員でもある山本ひとみ。
高橋酒造の販促物から、アート作品や書籍・年賀状作品の作成など様々なフィールドで活躍し、個展などの催しも精力的に開催している福岡在住のデザイン書道家の一人です。
(やまもとひとみHP:https://www.design-shodo.com/

11月8日(日)に東京の銀座GINZA SIXにて表彰式が開催され、授賞式に参加いたしました。表彰式では、受賞した「市房」に対して、「伸びやかな品のある線が数多い焼酎を代表していると思える」という総評を頂くことができました。

このたび、われわれが米焼酎の素晴らしさを伝えるために採用したデザインに高い評価を頂き、非常に光栄に感じております。
今後も商品を手にとって頂くお客様の魂を揺さぶれるようなデザインを、社会に発信していけるよう尽力してまいります。

《受賞した山本ひとみのコメント》
「球磨焼酎 市房」の受賞を受けて。
明治33年創業の高橋酒造(株)は、今年で120年になります。
創業当時のブランド名が市房山から命名された「球磨焼酎 市房乃露」でした。
その「市房乃露」を「市房」にリニューアルするということでご依頼を受けました。
イメージとしては少しアッパーなイメージで書いてほしいと言われました。
数点ご提案をしましたが、球磨地方の山々をイメージし、筆のしなやかさに任せて、伸びやかに書いたこの作品が選ばれました。デザイン書道の他に、古典書道に精進し、線を訓練してきてよかったと思いました。
また、ブルーの瓶と澄んだ空気感のある背景で、より一層素敵なラベルになりました。
2020年夏、九州南部を中心とした大雨による球磨川の氾濫で甚大な災害が起きました。
復興にはまだまだ時間はかかります。
そんな中、受賞出来たことで人吉の方々に少しでもいいニュースとして、喜んでいただければ、私も大変うれしく思います。
この度の受賞に際して関係各位の方々に心から感謝申し上げます。
高橋酒造(株)福岡支店 山本ひとみ

「焼酎のススメ。2020」の開催決定!

「焼酎のススメ。2020」の開催決定!
本格焼酎3社とBEAMS JAPANがコラボレーションした本格焼酎の楽しみ方を発信するプロジェクト!

「焼酎のススメ。2020」は、高橋酒造株式会社の米焼酎「白岳KAORU」、三和酒類株式会社の麦焼酎「いいちこ」、薩摩酒造株式会社の芋焼酎「さつま白波」のそれぞれの美味しさや奥深さに加えて、自由で楽しい焼酎がある時間の過ごし方を提案するために、2019年より開催。今年が2回目の開催となります。
今回の「焼酎のススメ。2020」では、お笑い芸人でありながら、アーティストとして世界から注目されているくっきー!さんが、焼酎3社のパッケージデザインやTシャツなど、各コンテンツを束ねるキービジュアルを担当。くっきー!さんが描き下ろした米、麦、芋をモチーフにしたデザインは、開催初日である12月1日(火)に発表いたします。

■くっきー!さん プロフィール
1976年3月12日生まれ、滋賀県出身。日本のお笑い芸人。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。コンビ・野性爆弾として活動。ネタ作りからコントの小道具まで全て自身が手掛けており、クリエイターとしても世界で高い評価を受けている。
イベント開催に先立ち、キービジュアル完成直後のくっきー!さんの楽屋を直撃し、くっきー!さんが手掛けた米、麦、芋のデザインについてお伺いしたティザームービーを、11月24日(火)より、ビームス公式YouTubeチャンネル「BEAMSテレビ」にて配信いたします。

■「焼酎のススメ。2020」 ティザームービー
・URL : https://youtu.be/asfI259-H0Q

■イベント内容について
1.限定アイテム販売
・BEAMS JAPANオリジナルパッケージの「白岳KAORU」「いいちこ」「さつま白波」カップ焼酎の販売
・「焼酎のススメ。2020」アパレルグッズ9種の販売
※カップ焼酎や限定アイテムの画像詳細は、12月1日(火)に発表いたします。
2.ビームス ジャパン(新宿)での「スナック びーむす じゃぱん」ポップアップショップ
3.BEAMS 5店舗での特設コーナー
(ビームス ジャパン 渋谷、ビームス ジャパン 京都、ビームス 熊本、ビームス 大分、ビームス 鹿児島)
4.新宿ゴールデン街の新看板デザイン ※デザイン担当:BEAMS
※ 店舗によって開催期間が異なります。
● 2020年12月1日(火)〜2021年1月6日(水)
ビームス ジャパン(新宿)、ビームス ジャパン 渋谷、ビームス ジャパン 京都
● 2020年12月1日(火)〜2020年12月13日(日)
ビームス 大分、ビームス 熊本、ビームス 鹿児島
※上記、九州3店舗はアパレルグッズのみ販売となります。

昨年に引き続き「焼酎のススメ。2020」では、当社をはじめとする焼酎業界をリードする3社とBEAMS JAPANのアライアンスにより、焼酎への馴染みが薄い方々へ向けて、焼酎そのものに加えてさまざまな飲み方や、スナックをはじめとした焼酎を楽しむ空間や時間の魅力を発信していきます。
3社が織りなす新しい焼酎の世界観をぜひお楽しみに!

店舗検索ナビサイト「shiromap(しろマップ)」のリリースについて

本日11月1日は、「本格焼酎の日」です。
球磨焼酎は、日本に4つしかない本格焼酎ブランドの一つ。
当社にとって記念すべきこの日に、お客様の声を反映した新サイトをOPENいたしました。

■ 新サイト名
shiromap(しろマップ)
-「飲めるお店」「買えるお店」が検索できるナビサイト-
URL:https://www.e-map.ne.jp/p/shiromap/

首都圏を中心に約1300店舗を掲載。
関東でも「白岳」や「白岳しろ」を飲みたい!というお客様の声に応える形で、今回店舗検索専用サイトをリリースいたしました。

■ 「shiromap(しろマップ)」の3つの特徴
[特徴1]「銘柄」や「飲み方」から近くの店舗を検索
「白岳」「白岳しろ」などの銘柄や、「金ハイ」「銀ハイ」「しろトマ」などの飲み方からも検索が可能。お店のメニューから検索する必要がないので、当社製品が「飲めるお店」「買えるお店」を直接検索することが出来ます。

[特徴2]「最寄り駅」「エリア」「店名」でも検索可能
銘柄や飲み方検索以外にも、「最寄り駅」「エリア」「店名」でも検索可能です。自分がいる場所の近くで、白岳の米焼酎が飲みたい時に駅や住所、店名から検索いただけます。
「今ちょっと一杯、飲みたい」というニーズにお応えします。

[特徴3]「Googlemaps」にも対応。行きたいお店がひと目で分かる
検索結果は文字だけの表示ではなく、Googlemaps上で表示することが可能です。shiromapに加えて、Googleのアプリでも店の場所を検索出来ます。

■「shiromap(しろマップ)」は“お客様の声”から生まれたサービスです。
1つ目は、本社のある熊本以外の地域に在住のお客様の「自分の住んでいる街で白岳が飲める店を知りたい!」という声。こうした白岳ファンのお客様にしっかりと自社商品を届けたいという想いからサイトを構築いたしました。

2つ目は、今年の7月以降に頂いた「球磨焼酎を飲んで豪雨災害の復興を支援したい!」という声。球磨焼酎を飲んで人吉球磨の復興支援をしたいがどこのお店で買えるのか、飲めるのかがわからないとのご意見を頂きその想いもサイト作りに活かしました。

■ 最後に
まだ、エリアは関東限定で登録店舗数も約1300店ですが、今後更にサイトの規模を拡大してお客様の利便性向上に努めてまいります。
今後とも、「shiromap(しろマップ)」をよろしくお願い致します。

shiromap(しろマップ)
URL:https://www.e-map.ne.jp/p/shiromap/

第192回 ショート・ショートの主題と構造

 定期的にショート・ショートを書いていると迷いも生まれる。
 かつては、思いついたアイデアをそのままの勢いで原稿用紙に書き進めていれば、ちゃんと仕上がっていたし、面白いものになったと自己満足もできていた。
 そんな日々を送っていても、自分の作品に疑問を感じるようになる。壁に突き当たる。
 書いている途中で、このアイデアは一度書いたような気がしてならない。読者の方に陳腐と思われはしないか?誰もが驚くような斬新な話を書きたいのに。これは誰かがすでに書いたアイデアではないか?このオチでいいのだろうか?意外性は?ひとりよがりではないのか?
 そう思い始めると限りがない。思考が空回りを始める。それでも、無慈悲に締切は迫ってくる。だが、出てくるアイデアはどれも気に入らない。どうしよう。焦る。どうすればいい?
 そうだ。このようなときは初心に還るべきではないのか?ショート・ショートのどこに自分は感激したのか?幼い頃は、星新一ショート・ショート集を次々に読んでいたなぁ。変な事件が起こり読み進めていくと、結末では予想もしなかったオチが待っていた。ぞっとさせられたり、笑いが止まらなかったり。ときにはそれまで感じたことのない奇妙な気持ちにさせられたり。
 謎の薬を発明したり、見知らぬ部屋にいると外からノックの音がしたり。悪魔や魔人が出現して願いを叶えてくれる話もよく読んだ気がするなあ。そうだ。悪魔や魔人をどうやって呼び出していたのかを調べてみよう。
 私は、それから何冊もの古書を読み耽った。すると、その中に表紙が取れて中のページもずいぶん抜け落ちた一冊があった。読める部分にはこうある。
「ーを呼び出すには、こう唱える。“ハザラ・カマ・カマ・エキュイタス・ナヌーシ・ハヌーシ………”」
 何を呼び出すか前後がないからわからないが、大声で書かれた呪文を言ってみた。
 すると……。信じられない。何もない空間から中年男が突然現れたではないか。
「呼び出したのはお前か?何か頼み事があるのか?」
 悪魔にしてはうだつのあがらない風体。表情もどことなくぼんやりしている。
「いえ。今、面白いショート・ショートを書きたくて調べていたんです。そしたら間違えてあなたを出してしまった。いや、ショート・ショートを書く法則みたいなものがわかればいいなと思って」
 男は、わかったというように頷く。「ふん。お前の願いは、ショート・ショートを書くコツを知りたい、ということか」
「ま、早い話がそうです」
「ショート・ショートは6000字を超えずに一つの物語を完結させるのがいい。短く。数行でも大傑作が書けるのも特徴だ。短いのならこういうのもある。
“Boy meets girl.
Boy lost girl.”
Boy made girl.
三行ショート・ショートだな。これも最後に意外性を持ってきておる。」
「登場人物は少ないほうがいい。ショート・ショートで群像劇を書いても話が盛り上がらないし、ストーリーが語れない。それから、宇宙人や幽霊を出すと、読者を引き込みやすい。だが、叙述トリックのオチが多くてマンネリになりやすいから注意だな。ー私は3本目の手を素早く動かし驚いて倒れそうになる地球人を支えた~とか~うっかり、もう私には足がないことを忘れていた。もう私は死んでいるのだ~といったものだ。こんなオチでは呆れられるのが関の山だ。」
「それから、避けたいのは夢オチだな。さまざまな異変で、どうなるのだと読者をワクワクさせておいて、これまでの出来事はすべて夢でした、という結末にするのは読者に対する裏切りでしかない。読者から馬鹿にされても仕方ない。避けるべきだろうな。」
「悪魔との取引きや、不思議なものを売ってくれる店の話もよくあるぞ。これは便利だと思っても何か欠陥がある。魔法使い見習いの話がいい例か。魔法使い見習いがほうきに魔法をかけて水をくんで運ばせる。しかしうまく魔法が解けずにあたりを水浸しにしてしまう。技術の暴走というSFのテーマにも通じる。ドラえもんでもよくあるテーマだよ。」
「これからは、非現実的な設定で語り始めるのも、いい方法だと思う。とても存在しない職業が、現実にあったらどんなことが起こるだろう、というこれもIFの話づくりだな。架空の生物が出現したら、とか、どんなものでもIFを思いついたら。それが突飛であるほど面白い話になる気がするね。」
「ショート・ショートを書く理論は存在しないよ。よりたくさんの作品を読むことだね。そうすれば視野は広がる。そして、迷うより先にたくさんの作品を書いてみる。それがいちばんのショート・ショートを書くコツだよ」
 なるほどぉ。話を聞いていると、この謎の男のいう通りがんばれば傑作を書けそうな気がしてきた。いったいこの人は何者?
「ありがとうございます。あなたはショート・ショートの神様ですか?」
「そんなもんじゃないよ」
「悪魔や魔人について調べていたときに出てこられた。じゃぁ、あなたは悪魔?」
「冗談じゃない。悪魔じゃないよ」
「教えてください。魔人ですか?」
 男は宙を見上げ困ったように言った。
「魔人でもないなあ。魔人に非ずだよ。なんて言ったらいいかなぁ?」
「そうか!ひょっとして」
 魔人に非ず、非・魔人…ひ・ま・じ・ん