琵琶湖級!幻の人吉湖 |
2008.02.28 |
今から260万年前。人吉盆地は断層活動による山地の陥没から生まれた。肥薩火山の溶岩によって外部への水の流路が閉され、盆地内部に水が溜まり、人吉湖が誕生。現存すれば琵琶湖に次ぐ巨大な湖だと言う。湖の消滅までの170万年の間に周囲の山地から流れ込んだ泥や砂の中に、洪水の時に流れこんた樹木が地圧で潰され、重なり合い炭化した状態で挟み込まれ、地元で“ナメト”と呼ばれる人吉層が形成された。この樹木化石が、「相良の湯 おおが」の湯面に浮かぶ黒いモールである。地下600mから採湯されるこの温泉は、植物由来の有機成分を多量に含んだ人吉温泉郷内唯一の貴重な存在と言われている。更に、「おおが」の湯は新陳代謝に有効な稀ガス元素ラドンも含まれ、有機成分との相乗効果による効能は全国でも例を見ない。まさに天下の名湯なのだ。この温泉は、人吉球磨地方の数ある温泉の中でも珍しい24時間営業。完全な源泉かけ流しである。毎日必ず1時間かけて徹底的に清掃が行われるので、館内は清潔感にあふれている。建物はこじんまりした和風の平屋建て。白い暖簾をくぐるとすぐに休憩所、男湯、女湯がその左右にある。ところどころに野の花や季節の設えが見られ、脱衣カゴや調度も木を基調としたおしゃれなものばかり。女性オーナーならではの細やかな気配りがいたる所に感じられる。温泉の効果はたちまちのうちに口コミで広がり、地元は勿論県内外から毎日たくさんの客が訪れる。癌の術後や皮膚病に悩む人達が、入浴し続けたことで健康を取り戻したと言う感謝の言葉も沢山寄せられていると、案内してくれた従業員の方も誇らしげに話してくれた。また、ここは温泉豆腐も人気。お勧めのレシピつきで館内で販売されている。温泉水は2リットルのペットボトル10本まで無料で持ち帰り可。凍らせて、焼酎用のロック氷に使うと最高に美味しいそうだ。
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『相良路の湯 おおが』
熊本県人吉市灰久保町21番地 TEL 0966-22-3600
●営業時間 24時間営業
●定休日 年中無休
●料金 大人300円/子供150円

